京都から帰って来ました


色々とあった旅行でした


アホ嫁の念押しで最後の旅館は


満足できて良かった


と言うより


なんか旅館側が警戒しているのか


ピリピリしているような感じがした


新手のクレーマー


どこかの雑誌かなんかの抜き打ちチェック


にでも来たとでも思われたのだろうか?



アホ嫁はニコニコ顔で旅館内を


ウロウロと見てまわる



宿泊前の奇妙な電話と言い


ウロウロするアホ嫁


これがピリピリの原因なのかも




食事の時間になりやっと落ち着いたアホ嫁




実に豪勢である


次々に出てくる料理


美味しいです



その中でオレアホ嫁が一番気に入ったのが


味噌汁です


白味噌仕立なんですが


今までに味わった事がない味でした





これがオレの悲劇の始まりです






アホ嫁は帰ってくる途中でスーパーにより


早速白味噌を買いました



アホ嫁「違う、ぜんぜん味が違う」


オレ「当然だろ 旅館がスーパーで売っている


味噌を使っているわけないだろ」


アホ嫁「でも、こんなに違うとはね」



我が家は合わせ味噌ばっかでしたので


白味噌は初めてだったのです



さあアホ嫁のはまりやすく、凝り性の


性格が目覚めます



それからはネットで白味噌について


検索しまくりです



手始めにそこらで手に入る


白味噌を買い漁ります



いつしか我が家の味噌汁は白味噌です



どちらかと言うとオレは白味噌はあいません


旅館で飲んだのは確かに美味しかったですが


それ以外はぜんぜんあいません



オレ「おい、いい加減に普通の味噌汁を


飲ませてほしいんだけど」


アホ嫁「え~白味噌ダメ~」


オレ「ダメっていうか普通のがいいんだけど」


アホ嫁「アタシは白味噌がいいな~」



アホ嫁は白味噌派になってしまったようです


今迄、白味噌を飲んだ事がなかったのに


あの旅館で虜になってしまった



アホ嫁「待ってて、そのうち美味しい味噌汁を


作ってあげるから」


オレ「それって白味噌の味噌汁か?」


アホ嫁「そうだよ」


オレ「じゃあ、これから普通の味噌汁は?」


アホ嫁「とうぶん、ない!」


オレ「オレはこれからオマエに付き合って


白味噌の生活か?」


アホ嫁「じゃあ、この一杯ある白味噌どうすんの?


まだ、これから宅配されてくるのもあるんだけど!」


オレ「・・・・?どういうこと???」


アホ嫁「ネットであっちこっちの地方のを


注文してあるんだけど」


オレ「ウソだろう!!」


アホ嫁「ウソじゃないよ」







ピンポ~~ン




宅急便で~~~す







アホ嫁「言ってるそばから来た見たいよ」



アホ嫁「まずはやっぱり京都のだね


創業220年の蔵から取り寄せた白味噌だよ


美味しそうな色」


オレ「オ~~いかにも白味噌を知り尽くしたような


セリフだね」


オレ「じゃなくって普通の味噌汁は?」


アホ嫁「しょうがないな~そんなに飲みたかったら


たまには、作ってあげるから我慢しな」


オレ「ちなみに普通の味噌は


現在我が家に存在するの?」






アホ嫁「ウ~~ンどうやら家出したみたいよ


白味噌の勢力拡大に耐えられなくて


出て行ったみたいで


現在、捜索中!!」













我が家もアホ嫁勢力拡大中です


そうだろ








アホ嫁!